香典の郵送はどうやってすればいいの?同封する手紙の例文を解説

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お悔やみごとは、えてして突然に起こるものです。予期することができないために、仕事の関係などでどうしてもお葬式に参列できない、ということがあります。 そういったときに、香典だけでも送りたい、と考える人は多いです。しかし、いざ香典を送ろうと思っても、どういった形式で、どのような書き方で送ったらいいのか分からない、ということが起こります。 そこで今回は、香典を送る際の決まりごとについて、失敗することがないように解説していきます。

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1. 現金書留で郵送する

まず、香典は普通にポストに投函して送ってはいけません。必ず、「現金書留」という方法で郵便局から発送します。現金書留は、どの封筒でも良いわけではなくて、現金書留専用封筒を使用します。このなかに、本来、行って渡すはずだった香典袋と手紙を合わせて入れておきます。 香典袋は、今では色々な種類のものが販売されています。あまり豪華なものだと、大きすぎて現金書留の封筒に入りません。なるべく豪華なものしたい、という気持ちがあったとしても、郵送する場合には大きさの制限があることを認識しておきましょう。

1-1.現金書留にかかる料金

現金書留専用の封筒は、郵便局で21円で購入できます。現金書留には、通常かかる郵送料プラスで料金が発生します。書留料金は、通常430円です。入っている現金が高くなると、書留料金も上がっていきます。5000円ごとにプラス10円です。5000円を現金書留で送ったとしたら、通常の郵送料プラス440円となります。

2. 郵送の際には手紙を忘れずに

香典を郵送するときには、香典袋と合わせて手紙を入れるのが決まりです。手紙の内容は、友人や親戚、会社の場合によって異なってきます。ただし、共通しているのは、葬儀に参列できないことのお詫びの言葉と、遺族を励ます文を入れることです。 以下にそれぞれの例文を掲載します。

2-1. 友人、親戚、会社への手紙の実例

■友人の場合
○○様の急な訃報に、信じられない思いでいっぱいです。 元気な顔しか頭にはなく、まったく実感がありません。 △△様も、さぞや苦しい思いをされていることと思います。 しかし、気持ちを強く持って、乗り切ってくれることを祈っております。 今すぐにでも駆けつけたい気持ちなのですが、やむをえない事情があり、伺うことができません。 どうかお許しください。 気持ちとして、香典を同封いたしました。お供えください。 ご冥福をお祈り申し上げます。

■親戚の場合
〇〇様が急にご逝去されたと聞き、驚いております。 とても優しい方でしたから、ご家族の方はさぞ心を痛めていることでしょう。 消沈する気持ちがあるかと思います。 しかし、体に気をつけてご自愛ください。 やむをえない事情があって、参列することができません。 どうかお許しください。 心ばかりですが、香典を同封いたしました。 御霊前にお供えください。 ご冥福をお祈りいたします。

■会社の場合
貴社 役職名 〇〇様がご逝去されたと知らせが届きました。 急なことで、驚きを隠せません。 これまで、○○様とは深いご厚情と心ある指導を受けてきました。 今日の弊社があるのも、○○様のお力があってのことだと、日々社員ともども感謝をしております。 ご遺族の方々、社員の皆様の落胆をお察しいたします。 本当なら、早急に弔問に伺いたい次第です。 しかし、やむをえない事情のため、手紙にてお悔やみを申し上げます。 誠に申し訳ありません。 気持ちばかりの香典を同封いたしました。 お供えしていただきたく存じます。 ご冥福をお祈り申し上げます。

3. 香典の郵送についてまとめ

やむをえない事情があって葬儀に行けないときは、正しい方法で香典を送る必要があります。具体的には、現金書留を使います。気をつけなくてはいけないのは、手紙を同封することです。 手紙は、特に感情的な文章にならないように気をつけましょう。会社関係であれば、自然と感情を抑えた文章になることが多いです。しかし、友人や親戚の場合、つい気持ちが入りすぎてしまって、逆に失礼になってしまうことがあります。 たとえば、「死んだ」という言葉や、「生きていた頃は」など、生や死を直接イメージさせる文章は避けましょう。なるべく柔らかい表現で、冷静な文にするのが正解です。

香典

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