病院から危篤を告げられた時に覚えておきたいこと

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危篤とは、いつ息を引き取ってもおかしくない状態のことで、危篤を告げられると頭が真っ白になってしまうかもしれません。けれど、最後のお別れをしっかりと過ごせるようにすることもまた、送り出す人の務めでもあります。

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危篤の連絡を受けた時に準備するもの

危篤の連絡を受けたら、臨終の瞬間に立ち会うためにも、とにかく早く危篤者の元へ向かいます。自宅などにいてタクシーを呼ぶ間など数分の余裕があれば、危篤を知らせるために住所録を一緒に持参すると便利です。また、危篤の状態が続けば、病院に泊まり込みになる可能性もあるので、できれば数日分の着替えを準備してもよいでしょう。遠方の場合などは、もしもの場合に備えて喪服や葬儀に必要な物を一緒に持っていくことも考えられます。さらに余裕があれば、交通費や食事などといった当面必要となる現金と合わせて、病院への支払いやお葬式に使うまとまった現金を準備しておきます。

危篤を知らせる範囲

危篤を告げられた場合、息のあるうちに会わせたい家族や親族、友人などに連絡を取るようにします。両親や妻子、祖父母、孫、兄弟姉妹、親しい付き合いのある三親等以内の親族、配偶者の両親や兄弟姉妹などです。場合によっては、勤務先の上司や学校の担任の先生など公的な関係者にも連絡をします。逆に遠方にいる方、高齢もしくは病気などで来るのが難しいと判断される場合は連絡を控えてもよいでしょう。 基本は一緒に看取ってほしい近しい家族のみに留め、あまりたくさんの人に知らせる必要はありません。

危篤を伝える方法

危篤の連絡はなるべく早く、そして確実に連絡を行うため電話での連絡が基本です。緊急ですので、深夜や早朝でも、目上の人に対してでも失礼にはあたりません。ただし、「このような時間に失礼します」などと一言先に詫びてから、要点を簡潔に伝えるようにします。 不在などで電話での連絡がつかないときは、メールやFAX、電報などを利用することも可能です。ただし、電話以外の連絡では、相手がすぐに確認できるとは限りません。また、手元に届くのが遅れることもあります。電話での連絡が優先で、不在の場合にメール等で連絡した後も何度か電話をかけなおしてもよいでしょう。 連絡する方が多い場合は、できるなら数人で協力し、特に友人への連絡は何人かに知らせて、他の人への連絡をお願いします。職場や学校などであれば上司や先生に連絡すれば、必要な方に連絡をお願いできます。何人かにお願いする場合も、危篤を知らせた人をきちんと把握しておくことが大切です。

危篤の連絡の内容は、挨拶は最小限にとどめて、手短に的確に用件のみを伝えます。 伝える項目が多いので、あらかじめメモを作っておき、危篤者の名前、病名と現在の状態、危篤者がいる病院名や病室の番号、最寄り駅からの道順などと合わせて、自分の連絡先を伝えます。相手が来るかの確認は不要です。

まとめ

特定の信仰がある場合、宗教者に連絡が必要な場合もあります。キリスト教の信者の場合、信者の容態が悪くなったらすぐに所属する協会に連絡を入れ、神父や牧師を呼んで本人の意識のあるうちに儀式を行うことがあることも覚えておくとよいでしょう。 危篤の際にはまず。必要な方に、電話などで直接。

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